【アクマゲーム】織田照朝の能力や結末を解説！父親・清司と三単究明ゲームの最後は？ネタバレ名言集

『アクマゲーム』は、2013年から2017年まで週刊少年マガジンで連載されていた漫画です。

2024年の4月には、漫画が実写ドラマになることが決定し、10月には映画公開が控えています。

今日は、主人公である織田照朝（オダ テルアサ）に焦点を当てて紹介します。

彼の過去の出来事や、現在の能力について、物語の重要な部分を少し紹介しながら、詳しく説明していきましょう！

アクマゲーム｜織田照朝の壮絶なエピソードを紹介！父母とも既に死亡？

主人公である織田照朝は、両親が早くに亡くなっているという壮絶なエピソードを持っています。

どんな悲しい過去があったのか、その流れをおさらいしていきましょう。

幼い頃に両親と死別

織田照朝は、日本の有名な大企業「織田グループ」の会長の唯一の息子です。

彼の人生は順調に進むはずでしたが、幼い頃に悲劇が彼を襲います。

その悲劇は両親の死から始まりました。

まず、彼の母、織田麗華は、高校時代からのストーカーに殺害されてしまいます。

そして、彼の父、織田清司も、妻の死の直後に爆発事故に遭い、亡くなります。

この時、照朝はまだ小学生で、非常に若い年齢でこれらの重い出来事に直面しました。

会長職を巡って照朝は利権争いに巻き込まれる

織田照朝は、両親を失った悲しみに暮れる中で、さらなる困難に直面します。

「織田グループ」の会長であった父が亡くなり、企業内で会長職を巡る権力争いが始まりました。

大人たちが自分たちの野望を達成するために、照朝を利用しようと画策しました。

そんな状況の中で、まだ心の傷が癒えない照朝は、父が築き上げた企業を守る決意を固めます。

彼は多くの本を読み漁り、経営学の知識を身につけることに専念しました。

照朝の努力は実を結び、高校生にして織田グループの会長職に就くことができました。

父の意思を受け継ぐ息子の照朝

高校生となった織田照朝は、父から織田グループの会長職を引き継ぎましたが、彼が受け継いだのは職だけではありませんでした。

織田清司元会長は、会社の従業員を実の家族のように大切にし、一人ひとりに親身に接していました。

照朝も父のその想いを受け継ぎ、数百、数千人もいる従業員の顔と名前を一人ひとり覚え、それぞれを大切にすることを心掛けていました。

このようにして、照朝は父の愛とリーダーシップの精神を引き継ぎながら、織田グループを新たな未来へと導いていくことに努めました。

アクマゲーム｜黒幕は父親・清司？最終ゲーム三単究明の結果を解説

黒幕はなんと実の父親の清司でした。

最終章で登場したゲーム「三単究明」と、その結末についてお話しします。

「三単究明」一体どんなゲームなのか

物語はクライマックスに近づき、織田照朝は日本を支配しようとする謎の組織「グングニル」との最終決戦に挑んでいます。

そして、その戦いの中で衝撃的な事実が明らかになります。

グングニルのリーダー「先導者」の正体は、死んだとされていた照朝の父、織田清司だったのです。

彼は自らの死を偽装し、グングニルのリーダーとしてひそかに活動していたのでした。

この事実に直面した照朝は、変わり果てた父と対峙することになります。

二人の対決は、「三単究明」というゲームで行われます。

このゲームでは、参加者が好きな3つの単語を選び、相手の単語をYes/No形式の質問を交互に出し合いながら当てていくというものです。

『アキネーター』ゲームを思い浮かべると理解しやすいでしょう。

このシンプルながらも戦略的なゲームは、プレイヤーの真の能力を試すもので、照朝はどのようにして実の父親と向き合い、何を感じるのでしょうか。

2人は何の単語を選んだのか

織田清司が選んだ3つの単語は「石」、「心臓」、「テオブロム」です。

テオブロムは、清司がいつも飲んでいる薬で、このゲームが始まる前に、照朝たちにその存在が伝えられていました。

このため、選ばれた単語は照朝たちにとって身近なものばかりでした。

清司は人々を導く立場と自称し、自分の力を見せつけるために圧倒的な勝利を目指していました。

そのため、彼は身近で簡単な単語を選んで「圧勝」を演出しようと考えたのです。

一方、照朝が選んだ3つの単語は「織田麗華」、「山本麗華」、「バッククロージャー」です。

「バッククロージャー」については今回は取り上げません。

残る2つの単語、「織田麗華」は照朝の母で清司の妻です。

「山本麗華」は彼女の旧姓です。

照朝はこれらの単語を選ぶことで、「結婚して別の人間になる」という意味を込めました。

家族を大切にする照朝にとっては、この戦略が自然な考え方です。

しかし、これらの単語が指すのは同じ人物ですので、清司が気づいてしまえばすぐに解答できてしまいます。

つまり、この作戦は照朝にとっても大きな賭けだったのです。

ゲームの終盤で、清司は「山本麗華」を当てることができず、結果として照朝が勝利を手にしました。

最後まで仲間と家族を信じた照朝と、家族を捨てた清司の対比が、この勝負の行方を左右したのです。

ゲームが終わったら照朝はどうなる？最後の結末は？

『アクマゲーム』の最後の戦い、「三単究明」は照朝の勝利で終わりました。

ゲームの結果として、清司は先導者としての記憶を失い、正気に戻ります。

彼は自分の過ちを認め、グングニル組織の解体を宣言しました。

しかし、その瞬間、グングニルのナンバー2である崩心祷によって事態は急変します。

祷は清司を撃ち、組織の掌握を宣言します。この危険な時、清司は自ら照朝を守るために立ち上がりました。

重傷を負いながらも、祷にアクマゲームを挑みますが、勝つ意志はありませんでした。

清司はゲームの進行中に命を落とし、その結果として閉鎖空間は解けず、祷は永遠に閉じ込められることになりました。

このルールは、アクマゲームに参加する者が途中で死亡した場合、その空間からは出られなくなるというものでした。

清司は自らの命を犠牲にして、照朝を守ったのです。

清司が亡くなった後、照朝は悲しみを乗り越え、再び織田グループの会長としての職務を果たしています。

彼の信念はこれからも変わることなく、強く保たれていくでしょう。

上杉潜夜・斎藤初との戦いを振り返り！ライバルとのバトルで見せた照朝の能力

ここで、強敵である上杉潜夜や斎藤初との激しいバトルを振り返ってみましょう！

照朝の類まれなる頭脳が光る名シーンです。

照朝と潜夜の戦い！決意のぶつかり合い

『アクマゲーム』の中でも特に記憶に残る戦いが、主人公・織田照朝と上杉潜夜とのバトルです。

この戦いは、アクマゲーム研究を進める照朝のもとに、悪魔の鍵を持つ謎の青年・潜夜が訪れたことから始まります。

潜夜は快楽主義者で、照朝に会うなりすぐに勝負を挑みます。

照朝は責任感が非常に強く、刹那的な快楽を求める潜夜に対して嫌悪感を持ちますが、自分の信念のためにも、この戦いで絶対に勝つと誓います。

一方の潜夜も、「人生を楽しむこと」を最大の信条として戦います。

この二人の戦いは、それぞれの信念がぶつかり合う、まさに男の戦いです。

この熱いバトルの結果は、ぜひ本編を読んで確かめてください！

照朝と初の戦い！照朝の強みは信頼関係

アクマゲームトーナメントの中盤戦で、織田照朝は1回戦での対戦相手だった式部紫をパートナーとして迎え、2回戦に臨みました。

彼らの対戦相手は斎藤初と伊達俊一郎でした。

斎藤初はその卓越した頭脳で照朝たちを苦しめますが、この戦いで最も重要だったのは「仲間」の力でした。

初は俊一郎をただの従者のように扱い、命令はするものの彼に対する信頼はまったくありませんでした。

一方で、照朝は1回戦を通じて築いた式部紫との信頼関係を深め、その絆を武器に戦いに挑みました。

その結果、紫の見事な活躍によって、照朝たちのチームは見事に勝利を収めることができました。

この勝利は、ただの戦術や戦略を超えた、チームメンバー間の信頼と絆の大切さを改めて示す出来事となりました。

アクマゲームもついにトーナメント決勝戦！結果はどうなった？

決勝戦で織田照朝は、前の試合で潜夜を破った毛利明と対戦します。

この戦いは、参加者全員の知力と戦略が試される、まさに天才たちの頭脳バトルとなりました。

戦いの中で、照朝は毛利の冷静沈着な思考を逆手に取り、彼の次の動きを見事に読み切る戦術を展開します。

この巧妙な戦略が功を奏し、照朝チームは勝利を収めました。

この勝利により、照朝はアクマゲームトーナメントでの優勝を果たし、次なる挑戦、つまり先に述べた父・織田清司との最終決戦に進むことになります。

これは、彼にとってただの勝利以上の意味を持つ大きな一歩であり、父と向き合うための重要なステージへと繋がる瞬間でした。

【アクマゲーム】織田照朝の名言を一挙紹介

主人公である織田照朝の作中の名言をご紹介します。どれも痺れる名シーンでしたよね！

【名言1】生きることは責任を果たすことだ。

この名言「生きることは責任を果たすことだ。」は、『アクマゲーム』の序盤で、織田照朝が上杉潜夜との戦いの中で放った言葉です。

ただ快楽を追求し、目的もなく勝負を挑む潜夜に対して、照朝は重みのある言葉で応じました。

高校生でありながらも、織田グループの会長という重要な役割を担う彼の責任感が表れています。

【名言2】俺がグングニルを潰す。

「俺がグングニルを潰す。」この力強い宣言は、『アクマゲーム』中盤、織田グループが不当な情報操作によってグングニルの手先であるとのデマに晒された際に、照朝が会見で放った言葉です。

この会見は、織田グループの無実を証明し、誤解を解くために開かれましたが、批判者からは「グングニルの手先ではないと証明してみせろ」という無理難題が突きつけられます。

そんなプレッシャーの中で、照朝は彼の決意と織田グループへの深い愛情を示すこの言葉を選びました。

この名言は、彼がどれだけ「家族」としての織田グループを大切に思っているか、また、不正と戦うための強い意志を持っていることを示しています。

照朝のこの発言は、単なる会社を守るだけでなく、正義と信念に基づいて行動する彼のキャラクターを浮き彫りにしています。

アクマゲームでは数々の名言も誕生しているため、気になる人は1話からチェックしてみましょう！