今回は「別冊マーガレット」で連載されていた大人気の少女マンガ、「宇宙を駆けるよだか」の最終回や結末について、わかりやすくお話ししますね。
どんな結末を迎えたのか、次の部分で詳しく説明するので、ぜひ一緒に見ていきましょう!
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【宇宙を駆けるよだか】あらすじをさくっと紹介!
小日向あゆみは赤月町に住む元気な高校1年生です。
この町には「赤月の日」という、真昼でも赤い月が見える不思議な日があります。
ある日、あゆみは大好きな水本公史郎くん、みんなからは「しろちゃん」と呼ばれている彼との初デートにワクワクしながら向かいます。
でも、その途中で見知らぬ番号から電話がかかってきて、相手はクラスメイトである海根然子でした。
そして続けて「これから死ぬ」という衝撃的な言葉を聞いてしまいます。
驚くのもつかの間、目の前でなんと然子がビルから飛び降りるのを見てしまいます。
気がつくと、病院のベッドで目を覚ましたあゆみ。しかし、何と彼女の体は然子に変わっていたのです。
突然体が入れ替わったあゆみと、美しい外見を得た然子。
この物語は、人の「見た目」と「中身」、そして本当の自分とは何かを問いかける川端志季先生のドラマチックな作品です。
【宇宙を駆けるよだか】主な登場人物を紹介!
ではさっそく、「宇宙を駆けるよだか」の登場人物を紹介していきます!
小日向あゆみ
小日向あゆみは、高校1年生で、容姿が美しく、誰に対しても優しく、素直な性格をしています。
自分自身を他人と比べたことがなく、他人からどのように見られているかをあまり気にしたことがなかったあゆみでしたが、ある日突然、彼女の体と然子の体が入れ替わる出来事が起こります。
この体の入れ替わりにより、あゆみは初めて他人に蔑まれる悲しみや羞恥心を感じることになります。
さらに、彼女の恋人である公史郎が然子に奪われてしまい、誰一人として「小日向あゆみ」だと気付いてくれないことに絶望します。
しかし、あゆみはその困難を自身の持ち前の明るさで乗り越えていくのです。
水本公史郎
水本公史郎はあゆみの幼なじみで、彼女のことがずっと好きでした。
ついに告白して、あゆみと付き合うことになったのです。
しかし、あゆみと然子が体が入れ替わったことには気づかず、あゆみが「自分はあゆみだ」と訴えても最初は信じられずに距離を置いてしまいます。
だけど、実は然子の体にあゆみが入っていることを知った後も、公史郎は然子の側にいることを選びます。
彼の行動は謎に包まれていて、なぜそうするのかはっきりとはわかりません。
それでも、公史郎がとった選択は、すべてあゆみを想ってのことだったんです。
彼の深い愛情が物語の終盤にさらなるドラマを加えています。
火賀俊平
火賀俊平は中学の頃から一途にあゆみのことを片思いしている男性です。
彼は親友の公史郎があゆみに告白すると聞いて、友情を大切にするために自分の気持ちを抑えましたが、あゆみへの想いは変わらず続いていました。
あゆみが不幸にも入れ替わって然子の体になってしまったことを、誰よりも早く気づいたのも火賀でした。
あゆみが元の体に戻る方法を一緒に探すうちに、「好きなんだ、あゆみが」と彼女に告白します。
そして、たとえ元の体に戻れなくても自分の気持ちは変わらないと言って、あゆみを抱きしめます。
火賀は見た目ではなく、中身にこそ人の本質があるという信念を貫き、その姿にあゆみは何度も救われたのでした。
海根然子
海根然子は少し太めで、ニキビが目立つ顔をしています。
いつも人目を避けるように前髪で顔を隠し、他人と関わるのを避けて生活していました。
彼女はいつも優しく声をかけてくれる公史郎に徐々に惹かれていきますが、公史郎があゆみのことを好きだと知り、失望を感じます。
人生で見た目がとても重要だと感じた然子は、絶望のあまり自殺を決意します。
しかし、もうどうにでもなれという気持ちで、体が入れ替わる方法を試すことにしました。
その結果、小日向あゆみの体を手に入れることができたのです。
この出来事が、物語のはじまりであり、大きなポイントでもあります。
【宇宙を駆けるよだか】最終回までのあらすじを紹介!
さっそく最終回までのあらすじをどんどん紹介していきます。
最終回に向けて4人の感情が交錯する様子から、目が離せません。
あゆみに気持ちを伝えた火賀
火賀俊平はずっとあゆみのことが好きで、あゆみと然子の入れ替わりにもただ一人気づきました。
あゆみが元の体に戻れるように、二人で方法を探し続け、あゆみを励まし支えていました。
しかし、入れ替わった人間は二度と元の体に戻れないという事実を知らされます。
ある日、本当の自分の家の前で寂しさに涙するあゆみの前に、火賀が現れます。あゆみの辛さを思って、火賀も涙を流します。
そして、戻らなくてもいい。俺があゆみの周りにいた全員分、一人でお前を愛してやると言ってあゆみを抱きしめました。
その後、学校では「火賀が海根然子のことが好き」という噂が立ち、「ブス専かよ」という揶揄を受けてしまいます。
火賀は「俺にとっては一番かわいいんだよ」ときっぱり答えました。
自分の今の容姿が火賀に釣り合わないと落ち込むあゆみに対して、火賀は、俺が好きなのはあゆみだと笑いかけるのです。
火賀は中身にこそ人の本質があると確信しており、その思いやりのある姿に、あゆみは何度も励まされたのでした。
然子の本当の目的とは
海根然子はこれまで自分の人生がうまくいかないことを、自分の容姿のせいだと決めつけていました。
心を少しだけ開いた公史郎も、実は可愛い容姿のあゆみのことが好きだったのです。
「美人じゃないと誰からも愛されない」と絶望した然子は、神社の神主である父親から昔聞かされた入れ替わりの歌を思い出します。
その歌には「赤月の日に行うこと」「なりたい相手に見られていること」「必ず死ぬこと」という条件がありました。
然子はその歌に従い、ビルから飛び降りてあゆみの体を手に入れたのです。
この行動は、公史郎を手に入れるためだけでなく、無自覚に恵まれた生活を送っているあゆみの人生を壊すことにも成功しました。
然子にとって、これは自分の苦しみを他人も感じてほしいという願望から来る行動だったのです。
悲劇!入れ替わりが再び起こる
海根然子は、火賀が教室で彼女の容姿を「可愛い」と言ったことにより、「人は見た目が全て」という彼女の人生観が否定され、激しく怒りました。
火賀が目障りで、彼の人生もあゆみと同じように破壊したいと言う然子に対し、公史郎は「火賀と然子を入れ替えたら?」と持ちかけます。
この計画に驚くあゆみと火賀でしたが、公史郎を信じることにし、「何か考えがあるはず」と思いました。
赤月の日、呼び出しを受けたあゆみが空いた部屋に入ると、そこには然子がいました。
同時に、火賀は公史郎と非常階段にいました。
公史郎は、「火賀があゆみを奪った」と無理な理由をつけて火賀を煽り、「よかったな、あゆみちゃんに振り向いてもらえて」と言います。
これが原因で二人は揉み合いのケンカになります。
公史郎が「死んでくれ、火賀」と言って突き落とそうとしますが、火賀に掴まれ、二人は共に4階から落ちてしまいます。
事の顛末を見て、焦って駆けつけたあゆみと然子。
起きた火賀の顔を見たあゆみは絶句します。火賀と公史郎の体が入れ替わっていたのです。
公史郎が秘めていた真意
公史郎は、自分のせいで然子があゆみの体を手に入れたことにとても後悔していました。
だから、どんな犠牲を払ってでもあゆみの体を元に戻すことを心に決めていたんです。
彼はあゆみのことがまだ好きだったけれど、元の体を取り戻すことが自分の使命だと感じていました。
その方法は非常に危険で、命がけでした。
しかし、火賀の協力を得て、二人は4階から一緒に飛び降りる計画を実行しました。
この勇敢な試みが成功し、無事に入れ替わった後、公史郎はあゆみの前に現れ、すべての誤解を晴らすことができました。
漫画完結!宇宙を駆けるよだかラスト最終回の結末ネタバレ!その後はどうなる?然子・あゆみの最後は
いよいよ大詰めの「宇宙を駆けるよだか」ですが、最終回はどうなったのでしょうか?
感動の結末とその後の流れ、エピローグを紹介します。
裏切った公史郎と行方をくらます然子
あゆみ、火賀、そして公史郎は元の体に戻るために力を合わせました。
公史郎は、一度入れ替わった人たちは元に戻れないかもしれないけれど、4人が体をシャッフルすることで元に戻れるかもしれないという仮説を立てていました。
ただし、この計画を成功させるには、然子もさらに2回入れ替わる必要があります。
3人は強制的な方法ではなく、然子の協力を得られるように説得しようと試みます。
しかし、計画の全てを知らされた然子は、公史郎に裏切られていたと感じて泣き出し、その場を去って行方不明になってしまいます。
あゆみたちは必死に然子を探し始めます。
そして、然子の母親に事情を打ち明けたところ、彼女が「赤月の森」にいるかもしれないと聞かされます。
豪雨の中、山道を手分けして探していると、あゆみは天文台にたどり着きます。
そこには小さくうずくまった然子の姿がありました。
ついに最後の赤月の日へ
あゆみが然子のもとに急いで行くと、そこにはすでに公史郎と火賀もいました。
公史郎は然子に、彼女がどんな外見でも自分は恋愛感情を持たないとハッキリ言いました。
そして、優しく「今ならまだ君を許せる」と声をかけます。
あゆみと火賀も、然子が経験した苦労を理解し、彼女を支えようとします。
しかし、自暴自棄になっていた然子は、彼らの言葉を素直に受け入れられず、ただのきれいごとだと感じます。
その時、然子の母親が現れて、「私がこれまであなたの心の声を無視していた」と言いながら、涙を流して謝ります。
然子の母親は一人で然子を育ててきたけれど、自分自身の問題に夢中で、然子の本当の気持ちに気付かなかったのです。
あゆみが「もう一人じゃないよ」と言ったことで、然子の心が少し和らぎ、彼女は泣きながらシャッフルに協力することを了承します。
しかしその後、彼らは「赤月の日」があと2回しかないことを知り、急いで行動を起こします。
次の赤月の日には、あゆみと火賀、然子と公史郎が体を入れ替えます。
そして、最後の赤月の日がやってきます。
屋上で手をつないだあゆみと然子の前で、公史郎と火賀が見守る中、二人は再び入れ替わり、その日々は赤月の日とともに終わりを告げました。
最後にあゆみが選んだのは
元の体に戻ったあゆみは、公史郎と火賀と一緒に学校へ向かっていました。
あゆみは二人に改めて感謝を伝えましたが、公史郎とも火賀とも付き合うことはできないと伝えることにしました。
火賀の深い気持ちを知った後、あゆみはもう公史郎とは以前のような関係に戻れないと感じていました。
しかし、火賀はあゆみの気持ちをよく理解しており、あゆみに「本当に恋しているのは誰か?」と問いかけ、彼女の背中を押しました。
その言葉に感謝して「ありがとう、火賀君」と言うあゆみは…
そして、然子も新たな一歩を踏み出そうとしていました。
もう一人ではないと感じるようになった然子の変化にも注目のラスト。
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