ブルーロックはアニメ化や舞台化など、人気を集めているマンガです。
本記事では、「ブルーロック」に登場する人気キャラ「氷織羊」について、詳しく紹介しますね。
氷織羊は漫画の第11巻、第92話で初めて登場し、主人公の潔世一と共にプレーをします。
彼の特徴は、その中性的で美しい顔立ちで、初登場時から多くのファンを魅了しています。
まるで女の子ではないかと思うほど美しい顔立ちをしていますよね。
氷織羊は、千切豹馬と同じく中性的な容姿が特徴ですが、彼はその人気をも上回るさまざまな魅力を持っています。
この記事では、氷織羊の生い立ちから始まり、彼の能力や「ブルーロック」での実力について深く掘り下げていきます。
さらに、彼の今後の活躍についても、しっかりと考察を加えていきたいと思いますので、ぜひご期待ください!
氷織洋の登場はアニメ2期から
氷織羊(ひおりよう)が初登場したのは?かわいい見た目で性別は男or女?出身地も
氷織羊は、漫画「ブルーロック」の第92話で初めて登場しました。
彼はブルーロックの3次選考に参加しています。
氷織羊はとても柔らかい雰囲気を持ち、可愛らしい中性的な外見が特徴です。
そのかわいい容姿から、時には「女の子ではないか?」と思われることもあるほどです。
彼は主人公の潔世一と同じ、17歳の高校2年生で、身長はおおよそ170〜175cmとされています。
出身は京都で、関西弁を話します。
氷織羊の誕生日は11月30日で、星座は射手座です。
彼の好きな食べ物はさんまの塩焼きですが、意外にも体育は苦手とのこと。
サッカーで活発に動く彼ですが、体育の授業ではわざわざ動きたくないと感じているようです。
この少し面倒くさがりなところも含めて、彼の性格を表す魅力の一つと言えますよね!
ハイスペ両親から誕生した氷織羊(ひおりよう)の幼少期・過去をおさらい
氷織羊はトップアスリートの両親を持つスポーツサラブレッドです!
そんな「ひおりよう」の過去にはどのような過去やトラウマがあるのか?
さっそく幼少期の様子に迫っていきましょう。
ハイスペックなDNAを受け継いだ天才肌!サッカーの才能も超一流?
氷織羊は、ハイレベルなスポーツ選手のお父さんとお母さんの間に生まれました。
お父さんは柔道で全日本銀メダリストになった人で、お母さんは走り幅跳びで日本のトップ2に入るほどのアスリートです。
二人から素晴らしい遺伝子を受け継いだ氷織羊は、競技人口も多くて世界的にも有名なスポーツであるサッカー界でも輝いています。
実は羊自身は、サッカーが特別好きだったわけではありませんが、サッカーをしていると両親が喜んでくれて、愛されていると感じるので一生懸命練習をしていました。
でも、これって本当に『愛』なのでしょうか?
両親が喜ぶからといって、自分が特にやりたいと思っていないサッカーでもストイックに練習してきたのが羊の幼少期でした。
両親に受けた愛の真相が発覚!自分にとってサッカーとは何か?
氷織羊の両親は、自分たちの子どもがサッカーをする姿を誰よりも喜んでいました。
しかし、そこには本当の目的があり、彼らは本当は「毒親」だったのです。
実は、両親自身もたしかに日本のトップ選手でしたが、どちらも1位にはなれなかったため、叶えられなかった夢を氷織羊に託していました。
そのため氷織羊は幼い頃から、栄養管理やサッカーの最新トレンドや戦術を学ぶ英才教育を、これでもかというくらい受けてきたのです。
本当は友達と遊びたいという気持ちもありましたが、両親の期待に応えるためにその思いを抑えて、サッカーを続けました。
ある晩、両親は食事制限やトレーニング方法について激しく口論し、「なんのために結婚したと思っているのか」というようなことまで言い始めました。
そして、羊にとって衝撃的な一言が飛び出してしまうのです。
「羊が世界一にならなかったら離婚する!」氷織羊はその言葉を聞いてしまいました…。
そして、その瞬間、氷織羊にとってサッカーはただのスポーツではなく、両親の愛をつなぎとめる唯一の手段となりました。
両親が本当に愛していたのは、氷織羊の「才能」だけだったのです。
この残酷な事実を知ってもなお、両親の間を取り持つためにサッカーを続けることを決意しました。
烏旅人(カラス)と出会う羊!ブル―ロックに招集へ
烏旅人(カラス)は、氷織羊がバンビ大阪ユースにいた時の先輩で、氷織羊のサッカーに対する情熱が欠如している点をすぐに見抜きました。
烏旅人によると、氷織羊のサッカーの技術はとても高く評価されています。
彼は生まれながらにしてサッカーの才能を持ち、すばらしい身体能力と研ぎ澄まされたボールタッチ、左利きのキックが特に素晴らしいとのこと。
まるで、サッカーのために生まれてきたかのような少年なのです。
しかし、ゴール前での執念の欠如から、彼は「凡人」とも評されてしまいます。
これは、氷織羊が自分自身のためではなく、親の期待を満たすためにサッカーをしていることが原因です。
それでも、彼の才能は認められ、ブルーロックの強化選手として選ばれることになりました。
氷織羊はサッカーを特に好んでいるわけではありませんが、それが彼にとって両親から逃れる手段となっています。
「もうあの家には帰りたくない」という強い思いを胸に、彼はブルーロックへと向かいます。
氷織洋の登場はアニメ2期から
潔世一と共に戦うカラス戦で見せた氷織羊(ひおりよう)の実力!
いよいよブルーロックに招集された氷織羊は、新しい仲間たちと一緒に戦いを進めていくことに。
切磋琢磨する中で、次第にサッカーへの感情が変化していく様子にも注目です!
氷織羊と潔世一・七星虹郎の新しいトリオを結成
U-20日本代表レギュラーの座をかけた3次選考の適性試験で、氷織羊は潔世一と七星虹郎と一緒にチームを組みました。
彼らは、その時点でトップクラスの選手である糸師凜と士道龍聖のチームに配属されます。
ブルーロックの世界はこれまで戦いの場として描かれてきましたが、氷織、潔、七星の3人がいるときは、より明るく優しい雰囲気が描かれています。
でも、ゲームが始まれば状況は一変します。
彼ら5人はそれぞれが持つ技術や才能を存分に発揮しながら、数多くの強敵や難敵を打ち破ってきました。
チームとして一丸となりつつも、個々の力を競い合ってきたのです。
ユース時代かつてのチームメイト!ブル―ロックトップ3と烏旅人の試合
氷織羊がかつてのバンビ大阪ユースの先輩、カラス率いるチームと戦う3次選考の初戦で見せたサッカーの能力を振り返りましょう。
氷織羊と言えば、実は最大の武器であるのがとてもやわらかいボールタッチ。
「一度見た動きをすぐに再現できる」という特殊なスキルを持っています。
これによって、素早く正確なパスを味方に送ることができるのです。
彼は広い視野を持っているため、周りの状況をよく見て最高のパスを選びます。
さらに、氷織羊の一番すごい能力は「反射」で動くことです。
普通は「見て、考えて、動く」というステップを踏むのですが、氷織羊は「考える」時間を省いて「見て、すぐ動く」ことができます。
この能力により、無駄な工程を省けるためプレイスピードはとても速くなります。
この特別なスキルを使って、氷織羊はチームメイトの潔世一にアドバイスをし、結果的にカラスのチームに勝つことができました。
氷織羊の素早い判断と行動がチームの勝利につながった名場面でしたね!
「日本代表」VS「ブル―ロック11傑」氷織羊は確かな実力者だった
氷織羊は、ブルーロック11傑のベンチからスタートしましたが、日本代表戦で途中からピッチに立ちます。
彼は「静のテクニシャン」という異名を持つほど、冷静な視野と天才的なボールタッチを誇ります。
試合に入ると、氷織羊を中心にしたプレーが何度も展開され、彼の影響力がはっきりと見て取れます。
氷織羊は、3次選考で見せた素早いパスだけでなく、まるで針に糸を通すような鋭いパスを披露しました。
前線でボールをしっかりキープする能力も際立っており、冷静に周りを見渡しながら次のプレーを予測し、攻撃の糸口を何度も作り出します。
試合に入ってすぐにトップギアでプレーできる彼の技術とメンタルは、まさにプロの証ですよね。
スポーツを経験したことがある読者なら、氷織羊のこのメンタルの強さがどれほど素晴らしいかがよくわかるはずです。
また、カラスから「キックだけはうまい」と挑発されたときに「キックだけやないし」と冷静に反論するシーンは、彼の珍しい一面を見せるかっこいい瞬間でした!
ブルーロックU-20はアニメ2期で見ることができますよ。
氷織洋の登場はアニメ2期から
ひおりよう(氷織羊)はいずれブルーロックから脱落?
氷織羊は、抜群のセンスがあるのに、サッカー熱は冷めているという変わったキャラクターです。
この熱量の違いによって、いずれブルーロックを脱落してしまうのでしょうか?考察していきます!
氷織羊のブル―ロック招集からこれまでの心境の変化は
氷織羊がブルーロックに参加した理由は、ただ両親から逃れたいというものでした。
彼がブルーロックで他の強敵たちと過ごすうちに、少しは心境に変化があるのではないかと思われましたが、最新話に至るまで彼の心はほとんど変わっていないようです。
日本代表戦やネオ・エゴイストリーグでのレギュラー発表の際、多くの選手が選ばれなかったことに焦りや怒りを感じていました。
しかし、氷織羊はその結果を何も言わずに素直に受け入れていました。
試合に出るときも、彼のプレーはとても冷静で、淡々としています。
ブルーロックの他キャラでよく見るような死に物狂いのプレーは、氷織羊にはまだ見られません。
このように、氷織羊はまだブルーロックでのプレーに本気で打ち込む様子を見せていないため、これから彼が脱落する可能性も残されているでしょう。
氷織羊はブル―ロックを自主的に脱落か?不穏なセリフが気になる
氷織羊について、最新刊ではまだ彼が脱落するような出来事は起こっていません。
むしろ、脱落よりも彼が自分から辞退する可能性のほうが考えられるかもしれません。
そのヒントとなる言動が、漫画第205話の最後のページで見られます。
そのシーンでは、「あー サッカーしんどー」というセリフを氷織羊が口にしています。
この時、他の選手たちは次の試合に向けて熱心に練習していて、それぞれが自らのために闘志を燃やしているような状況。
その中で、氷織羊は練習の厳しさを嘆いたわけではなく、遠くを見つめながら心の底から出たような言葉を漏らしています。
サッカーが特別好きではなく、ただ家に帰りたくない一心でここまで来てしまった彼にとって、熾烈な競争に巻き込まれるのは辛いのかもしれません。
しかし、第208話でのセリフでは、主人公・潔世一が新しいサッカー理論を見つけて楽しそうにしている様子を見ていた氷織羊。
「ホンマ 僕も…あんな風にやってみたいわ サッカー」と言っています。
この言葉からは、まだサッカーを続けたいという気持ちが感じられます。
このため、現段階で氷織羊が脱落する可能性は低そうですが、彼の心境には何らかの変化があるかもしれませんね。
氷織羊ついに覚醒?最新刊ではどうなるか今後の展開を大予想!
このように、ひょうひょうとした性格の氷織羊ですが、最新刊ではどのような活躍を見せているのでしょうか?
今後の対戦相手や展開の予想を含め、私見も交えつつ解説していきます!
「ネオ・エゴイストリーグ」VS「イタリア・ユーヴァース」
氷織羊はイタリアのユーヴァース戦でレギュラーに選ばれなかったにも関わらず、特に不服そうな様子を見せず、無表情でいました。
ユーヴァースは守備が非常に堅く、戦術を深く理解している知的なチームです。
そのため、彼らを攻略するには多様な戦術を見極め、冷静に判断し、戦術の先を読んで空いたスペースを巧みに利用する必要があります。
これは氷織羊の特技・特徴・性格にぴったり合っていると思いませんか?
彼は観察力が鋭く、相手の動きを素早く察知して対応することが得意ですよね。
だからこそ、ユーヴァースのような戦術的で知性的なプレーを展開するチームに対しても、彼の能力が特に活かされるはず。
次に、氷織羊がこのようなチームに対してどのように有効であるかを考察してみましょう。
氷織羊は試合を冷静に分析する力があり、即座に最適なプレーを選択する能力を持っています。
このため、戦術的に複雑なユーヴァースを相手にしても、彼はその弱点を見つけ出し、チームに貢献することができるのではないでしょうか?
最強のゾンビDF「ドン・ロレンツォ」倒せるのは氷織羊だけ?扉絵に伏線が!
ユーヴァースのチームにはドン・ロレンツォというすごく守備に強い選手がいます。
彼はU-20世代で、世界で最も強い守り手と言われているほどの力があります。
ユーヴァースに勝つためには、彼をどうにかしなくちゃいけません。
さて、ここでなぜ氷織羊がドン・ロレンツォと戦うかと予想できるのかというと、面白い理由があるんです。
氷織羊はゲームが大好きで、特にゾンビを倒すゲームをよくしている描写がありますよね。
そして、ドン・ロレンツォは「ゾンビステップ」という特技を持っていて、これが彼の動きを予測しづらくしているという設定です。
面白いことに、この「ゾンビステップ」が紹介された話のタイトルも「ゾンビ」でした。
これは偶然の一致でしょうか?
氷織羊がゲームでゾンビを倒すのと同じように、試合でドン・ロレンツォをどうにかするかもしれませんよね。
氷織羊は、持ち前の分析力と正確なパスで、この「ゾンビ」みたいなロレンツォを打ち倒すかもしれません。
もちろん、これはただの予測ではありますが、実現すればとっても楽しみな展開だと思いませんか?
氷織羊が発したブルーロックの名言を一挙紹介!
最後に、漫画ブルーロックで発した氷織羊の名言をまとめました。
もともと、各キャラクターの名言が光る作品ではありますが、氷織羊についても個性をよく表している余裕な口調がシビれますね!
第102話:主人公「潔 世一」へのアドバイス
第102話で、主人公の潔世一に対する氷織羊のアドバイスは「その思考、反射でやってみ?感じる世界が変わるから」というものでした。
この一言には、すでに自分ができているからこその余裕が感じられますよね。
氷織羊は潔世一に、頭で考えるのではなく、直感的に行動することで感じられる新しい世界があると教えました。
第143話:日本代表戦にて
第143話の日本代表戦での、氷織羊のセリフ「ほな、終わらせようか“ブルーロック”」は、試合のクライマックスでの最後のチャンスに放たれました。
試合全体が激しくぶつかり合うものであった中で、氷織羊が関西弁で軽く言い放つこの言葉は、彼の余裕を感じさせ、とてもかっこいい瞬間でしたよね。
冷静さと決断力が光るシーンに、この軽快な一言がスパイスを加えていました!
第205話:最終ページにて
第205話の最後のページで氷織羊が言った「あー サッカーしんどー」というセリフは、読者に大きな衝撃を与えました。
サッカーに情熱を持っている選手たちが集まる中、彼がこのような言葉を口にすることは相反しています。
このセリフは、彼が感じているサッカーへの疲れや苦悩を表しており、ただかっこいいというよりは、その真意がどこにあるのか、読者に強い印象を残した名言となりました。
氷織羊をもっと知りたい人やブルーロックをもっと知りたい人は、マンガやアニメをチェックしてみましょう。
氷織洋の登場はアニメ2期から