怪しいとされていた蒼佑のアリバイが証明された第3話。
顔に傷のある男の登場で、不穏な空気が漂いはじめましたね。
気になる第4話の感想や今後の展開を考察していきましょう。
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ドラマは原作とは違うオリジナルストーリーのため、原作を読むと新たな「降り積もれ孤独な死よ」の世界観に没入できます!
降り積もれ孤独な死よ第4話のあらすじ
冴木は花音に顔に傷のある男の写真を見せ、見覚えがないか尋ねる。
顔に傷のある男はリッカのマークを持っていることから、現在行方が分かっていない神代健流ではないかと冴木は考えている…
花音は神代健流が、一緒に暮らしていた子供たちを恨んでいるという重要な出来事を語りだす。
また、冴木は灰川の過去や故郷にまつわるヒントを蒼佑から聞き、灰川の過去へと迫る。
そして、いよいよ顔に傷のある男と対峙する。
降り積もれ孤独な死よ第4話の感想・考察
降り積もれ孤独な死よ第4話の感想・考察を紹介します。
灰川十三の過去
「降り積もれ孤独な死よ 灰の雪だけが知る 君がそこにいたことを」
灰川十三の過去を語るうえで、とても大切な詩です。
灰川の本名は「さとうはじめ」14歳のころ、父親を殺害しています。
そして、血の繋がった実の子がいるとの疑惑が持ち上がります。
灰川十三は生まれつき顔にあざがあり、村で一番の資産家であった父親から虐げれて暮らしていました。
ある日、屋敷から抜け出した灰川は、父親に見つかり「ダメな存在」ということを自覚させるために、手のひらに×をつけられます。
そんな灰川の心の支えとなったのが「いぬやましゅうじ」でした。
いぬやまは村にやってきた青年で詩人や芸術家だと話しており、周囲から浮いた存在でしたが、灰川の手のひらの×マークを六角形に繋ぎ「この世界で一番強い形だ、お前はダメじゃない」と励ましてくれました。
灰川にとって唯一心を開ける存在でしたが、そのことをよく思わなかった父親が村中にデマを流し、いぬやまは命をたってしまいます。
その後、灰川は父親をめった刺しに殺害します。
リッカのマークの本当の意味
灰川十三の手に刻まれたリッカのマーク…
灰川が父親を殺した日は雪が降っていました。
手のひらの×を繋ぐことで六角形にし「六華(りっか)」=雪の結晶を刻みました。
こども達には家族の証と伝えていましたが、本当の意味は「父親からの解放」そして「大切な人を亡くした証」として、自らのからだに刻み込んだのです。
行方が分かっていない神代健流
神代健流は兄のように皆に慕われていましたが、いつの日からか灰川に反抗するようになり、よくない仲間とつるむようになりました。
もしも神代が犯罪を犯すと、自分達の生活が世間にバレてしまうと、他のこども達は恐れていました。
そのことから神代健流に「出て行ってほしい」と告げてしまい、花音(生き残ったこどもたち)は神代に恨まれていると話します。
捜査の中でも神代健流の行方はまだ分かっていませんが、母親の所在が判明。
鈴木巡査が話を聞きに行くと、居場所は不明だが母親の誕生日に「黄色のカーネーション」を必ず送ってくれることを知ります。
このことから、神代健流はどこかで生きていると推測されます。
冴木と花音の関係性
冴木と花音の関係性は気になる人も多いのではないでしょうか。
はじめは花音のことを嫌煙してた冴木でしたが、自らの過去を話したりと自分の心を素直に打ち明けています。
また、花音も冴木の前では感情を出すことがあり、お互いに惹かれ合っている雰囲気が感じられます。
1つの部屋に泊まることになった冴木と花音。
冴木は別の宿を探すといいますが、花音は特に気にすることもなく「あとは寝るだけなので」とあっけらかんとしています。
夜に眠れない時は灰川が手を繋いでくれたとの思い出話から、冴木に手を繋いで寝て欲しいと伝える花音。
花音には下心などはなく、純粋に男性がドキッとすることを言ってしまいます。
手を繋いで眠る2人には、お互いに心地よい時間が流れているようでした。
顔に傷のある男の正体
灰川の過去を知った冴木は「父親に虐待されていたからリビングに不気味な絵を飾っていたのかも」と花音に話すと、花音は「そんなに不気味な絵ですか?」と返します。
そこで事件発生前と後でリビングに飾られている絵が変わっていることに気づき、2人は灰川邸へと向かい鈴木巡査と合流ます。
事件発生前は「真珠の耳飾りの少女」でしたが、事件後に飾られていたのは「我が子を食らうサトゥルヌス」でした。
我が子を食らうサトゥルヌスは、将来自分の子に殺されるという予言に恐れを抱き、5人の子を次々に呑み込んでいったというローマ神話を元に描かれた作品だと、鈴木巡査が絵の説明をしてくれます。
灰川は真珠の耳飾りの少女の絵を大切にしていたため、絵を飾り変えることはないと花音は言い切ります。
今後の捜査について話していたところ、物音がしたため冴木が様子を見に…
鈴木巡査と花音はこども達が殺された地下室を見に行こうとしましたが、そこで顔に傷のある男に襲われます。
鈴木巡査は拳銃を構えますが、殴られて拳銃を落とし意識を失う。
そこへ冴木がやってき応戦し、花音を逃がしますが、花音はガスとチャッカマンをもって火炎噴射で立ち向かいます。
その折に、顔に傷のある男は拳銃を発砲し、花音の腹部に命中。
花音は冴木に「諦めないで」と伝え意識を失います。
結局顔に傷のある男の正体は不明でしたが、行方が分かっていない神代健流とリッカのマークを持つ顔に傷のある男は同一人物ではないかという説が今のところ濃厚です。
今後の展開
流れ弾により重傷を負った花音は、一命を取り留めることができるのか…
また、生き残ったこども達は花音以外にも命を狙われてしまうのか。
今のところ顔に傷のある男が神代説であることが濃厚ですが、灰川十三の実の子である可能性も捨てきれませんね。
また、タイミングよく現れたり冴木に事件の気づきを与えたりする鈴木巡査も気になる存在です。
灰川邸の事件・2024年の失踪事件・そして冴木と花音の関係と、気になることがどんどん増えた第4話!
第5話では「灰川の実のこども」について真相に迫っていきます。
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1話から見直したい・伏線を探したい人はぜひ5話に向けて話を振り返ってみてはいかかでしょうか?
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