あの大人気ゲーム「龍が如く」が、ついに実写ドラマ化!
期待に胸を膨らませて視聴したファンも多いのではないでしょうか?
蓋を開けてみれば、原作ゲームファンから「ひどい!」の声が続出…
一体なぜドラマ版「龍が如く」は酷評されてしまったのか?
今回は、ドラマ版「龍が如く」がひどいと言われる理由を徹底解説!
ひどいと言われる理由やストーリー、そして最終回まで、ネタバレを交えながら辛口レビューしていきます。
さらに、原作ゲームや過去の実写化作品との比較、そしてファンの口コミも紹介。
ドラマ版「龍が如く」をまだ見ていない方も、すでに視聴済みの方も、この記事を読めば、「ひどい」と言われる真相が分かるはずです!
ドラマ版「龍が如く」を今すぐ見るならこちら龍が如くドラマがひどいと言われる理由3つ
龍が如のドラマがひどいと言われる理由を3つ紹介します。
桐生一馬に見えないから
竹内涼真が演じた桐生一馬は、ゲームのイメージと大きくかけ離れており、多くのファンから批判を浴びました。
桐生といえば、寡黙で男気溢れる、まさに「漢」というイメージ。
しかし、ドラマ版では竹内涼真さんの若さが目立ち、優しすぎる印象を与えてしまい、原作の桐生像とは程遠いものでした。
熱演を見せていましたが、桐生一馬というキャラクターの内面を深く掘り下げるような描写も不足していたため、彼の演技力を十分に活かしきれていなかった点が残念です。
製作背景と脚本に問題があるから
龍が如くは、ゲームの複雑なストーリーや世界観を忠実に再現することが難しい作品です。
限られた時間内で物語を凝縮しなければならないドラマ版では、どうしても原作の要素を削らざるを得ません。
その点は理解しているつもりですが、ドラマ版「龍が如く」は、ヤクザの世界観の描き方が曖昧で、リアリティに欠ける点が気になりました。
新宿の悪魔という強烈なキャラクターが登場するものの、その目的や行動原理が不明瞭なまま物語が進行するため、緊張感が途切れがちでした。
また、桐生と堂島、風間、錦山といった主要キャラクター間の関係性も、十分に掘り下げられていません。
エピソード不足により、彼らの絆や葛藤が浅く描かれ、物語の軸がぼやけてしまった印象です。
特に、ゲーム版で重要な役割を果たす「親殺し」や「錦山の堕落」といったエピソードは、ドラマ版では感情の連続性が欠如しており、説得力に欠けます。
桐生が錦山をかばう理由も曖昧で、視聴者としては共感しづらい部分でした。
ドラマでは、原作ゲームの魅力を十分に引き出すのが難しかったように感じます。
それぞれのキャラクターに魅力がないから
龍が如くの魅力の一つは、個性豊かなキャラクターたちです。
しかし、ドラマ版では、主要キャラクターの魅力が十分に描かれていませんでした。
ゲームでの龍が如くでは、主人公だけでなく、それぞれのキャラクターの背景もしっかりと描かれていました。
時間が限られているため、仕方のない部分かもしれませんが、もう少しそれぞれのキャラクターに深みが欲しかったですね。
龍が如く 最終回のネタバレ
ドラマ「龍が如く」は、ゲームを原案としたオリジナルストーリーで、2005年の神室町を舞台に「百億円強奪事件」が勃発!
この事件を軸に、桐生一馬、錦山、由美、そして新たな登場人物たちが織りなす人間ドラマと、渦巻く陰謀が展開していきます。
1995年から10年後の2005年。
由美の姉・アイコが登場し、物語は大きく動き出します。
2005年の神室町で、前代未聞の「百億円強奪事件」が発生!
この事件をきっかけに、東城会と近江連合の対立が激化し、神室町の均衡が崩れ去ろうとしています。
事件の裏には、様々な思惑と複雑な人間関係が隠されており、桐生たちも否応なく巻き込まれていきます。
そして、神室町に暗躍する謎の暗殺組織「悪魔」。
彼らは、ターゲットを冷酷に抹殺していく恐るべき集団で、神室町に更なる混乱をもたらします。
桐生たちも「悪魔」の魔の手から逃れることはできず、命を狙われることに…
最終回のあらすじと結末
最終回では、アイコと大石が事件の鍵を握っており、エドガーの実印を悪用して組織内で権力を掌握しようと企んでいたことが判明します。
アイコには、大金を使ってかつての仲間や家族を守りたいという強い思いがあり、彼女の行動の裏には歪んだ正義と信念が隠されていました。
しかし、桐生たちはアイコのやり方に賛同できず、彼女との決別を決意することに…。
桐生一馬の運命
「新宿の悪魔」が桐生たちに接触し、神室町での最終決戦が勃発。
「新宿の悪魔」の正体が明らかになるとき、誰もが予想だにしなかった衝撃の事実が判明します。
彼の過去、そして桐生への複雑な感情が、物語を予想外の結末へと導きます。
最終決戦後、桐生たちはそれぞれの道を歩むことを決意。
深い絆で結ばれていた桐生、真島、由美… 彼らの別れは、神室町という過酷な世界で生きる者たちの宿命を象徴しているかのようでした。
ドラマ版「龍が如く」を今すぐ見るならこちらドラマ龍が如くファンからの感想
ドラマ版「龍が如く」に対するファンの感想をまとめました。
こんなの龍が如くじゃない
龍が如くファンからは、厳しい声が集まっています。
世界観やそれぞれのキャラクターに対する表現、ストーリー自体の改編など、気になる部分が多いドラマでした。
キャスティングの中では、真島吾朗を演じた青木崇高はピッタリだったように感じます。
桐生一馬ではない
桐生一馬はもう少し「漢」を前面に押し出した雰囲気です。
竹内涼真さんは、体格もよく演技やアクションも素晴らしかったですが、少し若さが目立ちました。
全くの別物として観ると、案外楽しめるのかもしれませんね。
おもしろかった
マイナスの評価が目立つ中、おもしろいと感じる人もいます。
確かに、ゲームと全く同じストーリーであれば、新しさを感じないため、おもしろさに欠けてしまうでしょう。
「龍が如く」のネームバリューが大きすぎるので、ゲームを元にしつつオリジナルストーリーである部分を強調すれば、ファンの皆さんの目も優しくなるのかもしれませんね。
龍が如く作品の違い
ゲームや映画との違いを紹介していきます。
ドラマとゲームの違い
ドラマ版は、ゲーム版とは異なる点が多く、別の作品として捉えるべきでしょう。
桐生と錦山が堂島組に入った経緯や出所後に神室町へ向かった動機などが異なります。
ドラマ→堂島へ直談判で入る
ゲーム→風間の口利きで入る
また、ゲームではそれぞれのキャラクターを深堀しています。
そのため、最終的には一人ひとりがどんな思いで行動していたのがしっかり分かりました。
ドラマ版では、残念ながらキャラクターの背景が描かれることが少なかった印象です。
映画とゲームの違い
2007年に公開された映画版「龍が如く 劇場版」も、ゲーム版とは異なるストーリーが展開されました。
映画版では、北村一輝が桐生一馬を演じ、アクションシーン満載の作品となっています。
こちらの評価も厳しいものが多く、やはり「龍が如く」を数時間程度でまとめるのは難しいということが分かりますね。
評価と興行成績
ドラマ版は1,150件の評価があり、星は1.5しかありません。
原作ファンからの批判や、ドラマ自体の魅力不足が原因と考えられます。
映画版の興行収入は公表されていませんが、口コミを確認するとマイナスな評価が目立つため、興行的には成功とは言えず、ゲームのファン層を取り込むことの難しさが浮き彫りになりました。
ドラマ龍が如くの制作チーム
ドラマ「龍が如く」の制作チームを紹介します。
素敵な俳優陣だけでなく、監督や脚本家さんたちも魅力的な作品を手掛けた方たちが集まりました。
監督のスタイル
武正晴監督は、人間ドラマを描くことに長けた日本の映画監督です。
1967年生まれで、愛知県知多市出身。
明治大学文学部演劇学科を卒業後、数々の映画で助監督を務め、2007年に「ボーイ・ミーツ・プサン」で監督デビューしました。
2019年にネトフリで放送が開始された全裸監督の総監督でもあります。
脚本家の参加作品
ドラマ「龍が如く」の日本語脚本を担当した吉田康弘さんと山田佳奈さんについて紹介します。
吉田康弘さん
1977年生まれ、大阪府出身で脚本だけでなく映画監督もこなします。
主な作品は2012年の「北のカナリアたち」や「MOTHER マザー」です。
また、綾野剛さんと星野源さんが主演の「MIU404」の脚本も担当されています。
社会派ドラマからエンターテイメント作品まで、幅広いジャンルの脚本を手がけています。
人物の心情描写に定評があり、繊細な感情表現で物語に深みを与える脚本家さんです。
山田佳奈さん
1989年生まれ、東京都出身の脚本家さんです。
2015年のドラマ「恋仲」や2016年の「好きな人がいること」など恋愛作品のイメージがある脚本家さんです。
人気ドラマ「義母と娘のブルース」や社会現象をおこした「半沢直樹」も担当しており、ヒューマンドラマを得意としています。
監督・脚本ともすばらしい人たちで結成されたチームですが、ゲームの複雑なストーリーや世界観を、限られた時間枠のドラマに落とし込むことの難しさ、そして原作ファンからの高い期待に応えることの難しさが、今回のドラマ版「龍が如く」にはあったのかもしれません。
【まとめ】龍が如のドラマはひどい評価も多いが俳優陣の演技は見どころ満載
2024年版の龍が如くドラマは、原作ファンからの期待に応えられず、残念ながら厳しい評価に終わってしまったと言わざるを得ません。
しかし、アクションシーンの迫力や、俳優陣の熱演など、評価できる点もあります。
今後、龍が如くの実写化作品があるとすれば、原作の魅力を最大限に活かし、ファンを満足させる作品が制作されることを期待したいですね。
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