映画「きみの色は」2024年8月に公開される作品で、第26回上海国際映画祭で最優秀アニメーション作品賞を受賞している注目の作品です。
今回はきみの色に原作があるのかや、モデルになった場所を紹介します。
あらすじや気になる結末についても触れていくので、ぜひ最後までチェックしてください。
きみの色は脚本:吉田玲子さん・監督:山田尚子さん・音楽:牛尾憲輔の3人がタッグを組んだ作品です。
きみの色は小説があり、漫画も発売されるので、気になっている人はぜひ手に取ってみましょう!
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映画きみの色の原作とあらすじ
映画きみの色は、吉田玲子さんが脚本の完全オリジナルストーリーで、映画公開に合わせて漫画や小説が発売されます。
長崎のミッションスクールに通う日暮トツ子は、心の奥底に隠された秘密を抱えていた。
それは、人々の感情が色となって感じられるという、誰も知らない特別な能力。
嬉しい時、悲しい時、それぞれの心の色が、トツ子の目に映し出される。
その色彩豊かな世界の中で、トツ子は友人や家族の心を傷つけないよう、嘘を重ねて生きてきた。
しかし、ある日、運命の出会いが訪れる。
古書店で出会った美しい少女「きみ」と、音楽を愛する少年「ルイ」。
3人は、心の奥底に隠された想いを音楽に乗せて、世界に響かせる。
山田尚子監督と牛尾憲輔さんが手がける音楽、そして吉田玲子さんが脚本として携わる、色彩豊かな青春物語が、あなたを感動の渦に巻き込みます。
映画きみの色のモデルになった場所
映画きみの色のモデルになった場所を紹介します。
映画を観た後、実際にこの場所を訪れてみるのもおすすめです。
映画のワンシーンを思い出しながら、聖地巡礼を楽しみましょう!
神戸女学院
学校の雰囲気や建物などが、映画の中の学校に反映されています。
神戸女学院は、1875年創立の伝統ある私立女子学校です。
歴史的建造物が多く、緑豊かなキャンパスは、学生たちの学びの場としてだけでなく、憩いの場としても親しまれています。
歴史ある建物や緑豊かなキャンパスが、物語の雰囲気に合致している雰囲気ある学校です。
長崎県の風景
ドンドン坂や旧五輪教会堂など、長崎の街並みがそのままアニメの中に登場します。
長崎は、歴史的に外国との交流が盛んだったため、西洋風の建物や街並みが多く残っています。
物語たげでなく、長崎の風景にも注目してみましょう。
佐世保市民文化ホール(凱旋記念館)
映画のワンシーンで登場する場所です。
第一次世界大戦で活躍した佐世保鎮守府所属の艦艇の凱旋を記念して、大正12年(1923年)に開館したのが、佐世保市民文化ホール(凱旋記念館)です。
コンサートや発表会などにも利用されています。
映画きみの色の登場人物
きみの色の登場人物を紹介します。
日暮 登津子(ひぐらしとつこ)
キリスト教を信仰している虹光女子高等学校に通う。
登津子だが、メールなどではトツ子と表現されることが多い。
人の感情が色で分かってしまうため、周囲に気を配りながら生きている。
過去の出来事から、自分が人の色を感じられることを秘密にしている…
そして自分の色は感じることができない。
特に、青をまとう人に心惹かれることが多い、。
トツ子は、聖堂で静かに祈りを捧げている時間が好き。
トツ子の友達
トツ子の学校での友達は同じ部屋の3人。
おおらかでふくよかなサク・おっとりした性格のシホ・姉御肌のスミカ。
1年生の頃から同じ部屋で過ごしているため、結びつきが強い。
作永きみ
3年B組。
成績優秀で、努力をひけらかしたりしないタイプ。
トツ子と同じ学校で、トツ子はきみから感じ取れる色が好き。
トツ子から見るきみの色はコバルトブルー。
しかし、突然学校を辞めて…
影平ルイ
緑の色をまとうルイ。
きみがバイトしている書店で、きみとトツ子に出会いバンドを組むことに。
島の医者の家系で育ち、将来も医者の道が切望されている。
兄は事故で亡くなっており、母親や島民の期待がルイに集まる。
母親には音楽をしていることを隠しており…
映画きみの色はどんな結末を迎えるのか
トツ子は同じ学校のきみに惹かれていた。
恋心とは違う感情で、きみがまとう色に惹かれていた。
陰から見つめるだけで満足だったトツ子ですが、ある日急にきみが学校に来なくなり、辞めたと聞かされます。
そんなとき、きみが書店でレジ打ちをしているとの情報を聞き、トツ子は会いに行くことに。
書店できみをみつけ、ひょんなことからバンドを組むことになったトツ子。
3人はそれぞれに何かを抱えながら、純粋に音楽を楽しんでいく。
それぞれが抱えているものとは、そして3人は前を向いて歩んでいいけるのか…
きみの色は、オリジナルストーリーとして映画になり、公開とともに漫画や小説の発売が開始されました。
3人がおりなす物語を、ぜひ最後まで見届けてみてはいかかでしょうか?